ハートと二人で、ナイトミュージアム(Night at the Museum)を観に行った。
いや〜、面白かった。
中途半端にメッセージ性を盛り込んで、中途半端に仕上がった最近の娯楽作品よりは、娯楽に徹底したこういう作品のほうが潔くて、断然面白い。
ストーリーも設定も陳腐で、いわゆる軽い作品なのだが、文句無しに楽しめる。
だいたい、博物館の展示品が夜中になると動き出すなんて設定自体、もう恥ずかしいくらい古くてベタな設定じゃん。
今更そんな設定で映画つくるの?みたいな。で、ストーリーもものすごく解りやすくて、思いきり先が読めるのだけど、そのベタな設定でも解りやす過ぎるくらい単純なストーリーでも、十分に楽しまさせる高度な娯楽性がこの映画にはあるのだ。
素晴らしい、非常に高い娯楽性だ。
ロビン・ウィリアムズがいい感じのちょい役で出てるのも楽しい。
あと、メリーポピンズの名優ディック・バン・ダイクが出ていて、本編とは関係なくエンドロールの所でダンスを披露するのだが、これが、ものすごく格好良くて、おしゃれ。
このダンスは、必見。映画が終わってすぐに帰らないで、エンドロールも観た方がいい。
ハートは、日曜日に観たハッピーフィートの時よりも確実に面白かったようで、見終わってすぐに、もう一度観たいと言っていた。
この時期、小さな子供と一緒に観に行く映画で、ペンギン(ハッピーフィート)と迷われている方、絶対にこちらをお勧めする。