午後からハートと二人で映画。
ハートのチョイスでハッピーフィートを観る事にした。
まあ、そこそこに面白いが、ぶっちゃけDVDでも良いような内容だった。60点くらいかな。
背景のCGは美しいが、主人公のペンギンは魅力的ではない。中途半端なリアルさが、全体的に調和のとれてない感じを受けさせる。
ストーリも、なんだか釈然としないのだな。たぶんそれは、最後に人間の力に頼らなければならない展開が、私には心地よくないからだ。
ファンタジーを装ってメッセージを伝えるというのはよくある手法ではあるが、それを狙っているのか、狙っていないのか、狙ってはずれてしまったのか、よく解らん内容だ。
そのあたりも含め、全体的に中途半端な印象を受けた。
ハートと一緒なので吹き替え版を観たのだが、エンドロールを観て本編の声優陣が豪華であることに気づいた。
イライジャ・ウッド、ニコール・キッドマン、ロビン・ウィリアムス、ヒュー・ジャックマン、ヒューゴ・ウィービングとかが出てるのだね。
イライジャ・ウッドとヒューゴ・ウィービングって指輪物語じゃん。
ハッピーフィートはそんな感じだったのだが、予告編で流れたPixarのラタトゥーユ(邦題:レミーのおいしいレストランだったっけ?)の新しいトレイラーが観れたのはちょっと嬉しかったな。
前にも記載したと思うが、Pixarのトレイラーってのはほんとによく出来ていて、ティーザー風のつくりなので、トレイラーが新しくなるたびに徐々にストーリーが解るようになるわけだね。最初のトレイラーは、たんなるキャラクター紹介だけで、映画の内容とほとんど関係ない。
で、Pixarってトレイラーを本編の繋ぎ合せじゃなくて、トレイラー用にショートフィルムの感覚で作成するのでなおのことトレイラーも見逃せないのだ。
今回のトレーラで、ストーリーが見えてきた感じですね。最初のトレイラーは、ねずみがレストランで追い掛け回される内容でしたが、たぶん、あれ本編とは何の関係もないと思う。
今年の7月が楽しみです。