メリーが生まれて、はじめてのクリスマスイブ。
昨日も書いたが、イベント事の料理は、大抵私がつくる。で、メインを、どうするかずっと考えていた。
クリスマスといえば、ターキーかチキンになるのだろうが、私はあまり鳥は使わない、昨年はラムチョップの香草焼きをメインに据え、その前は、たしかビーフシチューだった筈。
今年は、フォアグラが入ったので、ロッシーニ風ステーキをメインにしようとしたのだが、トリュフがなく、トリュフソースすらなく、仕方なく、トリュフ抜きのロッシーニ風ステーキになった。
あとは、数種類のカナッペと前菜を作った。
何度も言うが、私は料理が好きなので、こういうのは全然苦ではなく、むしろ楽しいくらい。
食事の後にケーキを食べ、ハートを寝かしつける。
親は、この後いろいろやる事があるのだから、早く寝て欲しいのだが、寝ないのだな、これが(笑)。
やはり、今夜サンタさんが来る、という事が、息子を興奮させているようで、彼なりに一生懸命寝ようとしているのだが、なかなか寝つけない。ずっと側で、私の小さい頃のクリスマスの話などを延々として、ようやく寝息を立ててくれた。
今年もハートは、昨年同様に、サンタさんにお手紙を書いた。手紙には、生まれたばかりのメリーにも、プレゼントをくださいと、優しい心遣いがあった。
父は、それを見て、嬉しくてまた泣きそうになった(笑)。
その手紙を、自宅の郵便受けに入れておく。
手紙は、ハートが昨年の冬に作った雪だるまが夜中にやってきて、サンタさんに届けてくれるのだ。
我が家では、サンタクロースの話は、オリジナルの解釈で一大オデッセイになっている(笑)
昨年のお正月に私(父)の実家で、ハートが初めて作った雪だるま。その雪だるまは溶けたあとに、お空でサンタさんのお手伝いをしてくれている。
自分の作った、あの雪だるまがサンタさんのお手伝いをしてくれてるんだ、とそれだけでハートは感動する。
お手紙を届けた雪だるまは、その後、お空からハートが良い子にしているかどうか、いつも見ていてくれる。
そして、サンタさんに、ハートが良い子である事を報告するのだ。
そして、クリスマスの日に、サンタさんが道に迷わないよう、ハートの家までの道案内をしてくれる。
今晩、ハートとメリーの所に、サンタクロースがやってくる。