火曜日に、無事、帰国いたしました。
一昨年と違って、台風に遭遇することもなく毎日快適な天候のグアムでありました。
では、ちとハートの誕生日旅行の様子などを。
■7月2日
朝の10時過ぎのフライトのため成田に前泊。
19時頃に成田に着き、明日からの旅行のために、ホテルでひたすら仕事をする私・・・。
ハート君は、明日飛行機に乗れるので大はしゃぎ。ぜんぜん、寝てくれないの。
■7月3日
成田からグアムへ。お天気、最高。
到着後ホテルに直行。今回は、子供連れに人気のP.I.C.に宿泊。部屋は、ロイヤルタワーのオーシャンフロント。クラス的にはAクラスのホテルなのだけど、部屋はそこそこ。グアムは前回も思ったのだがホテルのクラスがAクラスで、いくら良いホテルであっても、部屋はみんなそこそこというのが多いように思える。狭くは無いし、悪くも無いのだが、全体的に古ぼけている感じとでもいうか。手入れが悪いというか、そんな印象がある。ほとんどのホテルが築年数が古いのと、あと厳しい自然環境の中での劣化が激しいせいかもしれない。窓から見える景色以外、感動するものはない。窓から見える景色は、最高。
到着して、インターネットの設定。P.I.C.は、部屋にモデム回線が引かれてないため、部屋の電話線を利用してインターネット接続をしなければならない。これが、ちとめんどい。回線速度も遅くて、大容量の通信はあきらめるしかない。
接続設定後、明日からのオプションツアーを予約。
明日は、ハートの誕生日であるのと同時に、アメリカの独立記念日。前夜祭が行われているので、夜になって街にでる。道路が歩行者天国になって露店が立ち並んでいる風景は、日本のお祭りと変わらない。ただ、そこで売っているものはいかにも、アメリカンな感じなのだが。
立ち並ぶ露店の一つで、ダーツゲームをする。日頃、ダーツバーで鍛えた腕を披露しようとしたのだが、貰えた景品は一番下のクラスのもの。
え〜、私、高いマイダーツも数セットもってたり、家に電子ダーツのボードも設置してたりするのね。にもかかわらず一番下って・・・、っていう感じの奥さんの白い目に耐えられませんでした。貰えないよりは、まだいいだろ、みたいな言い訳をする私。景品はハート君が選びました。小さな水鉄砲。
その日は、夜遅くになってホテルへ。ハート君、本日も興奮して全然寝てくれませんでした。
■7月4日
朝食後、昨日オプションで予約した、ココパームガーデンビーチへ。
ここ、今年オープンしたばかりのプライベートビーチなのですが、最高でした。まあ、本当にきれい。ちょっと感動する程の透明度の高い海ときれいな砂。私「なんだ、ここは?」を馬鹿みたいに連発してました。とにかく、奇麗なビーチで、私が今まで行ったビーチの中では間違いなく一番美しいビーチでした。
で、人の手がほとんど入ってないビーチだから、自然が山盛りになってます。ふと気づくと奇麗な貝殻を背負ったヤドカリが手の指先あたりを通ってる。よく見れば、そんなヤドカリが、あちこちにいます。ここのヤドカリは、同じグアムでもホテルロードのあるタモン湾では、生きていけないのだという。タモン湾もそんなに汚い海ではないのだけれど、ここの海がよほど奇麗だという事なのでしょうな。
あと、素晴らしいのが、ここではモータを使ったマリンアクティビティが無い事。バナナボート、パラセイリングといった定番のマリンアクティビティが無く、あるのは、カヤックとシュノーケリングくらい。いや、じつに素晴らしい。
ハート君は、カヤックが気に入ったようで、乗ったら最後、なかなか降りてくれません。カヤックを漕ぐのは当然お父さんな訳で、まあカヤックも、長時間漕いでればそれはそこそこ疲れたりするのですよ。でも、ハート君おかまいなし・・・。降りないと言います。最近、お父さんはお仕事ばかりしてましたからね、久しぶりにずっと一緒にいられてうれしかったので、お父さんも頑張りましたけどね、でも相当に疲れました(笑)。
次にグアムに来ることがあれば、必ず来るでしょうね、ここ。
ハートのように、まだ小さく砂と海で遊ぶだけがメインの子供には、本当に最高の環境です。あと、私のような、何もしないことをしたい人間にも、このようなビーチが最高です。とにかく、のんびりと海と過ごす。そんな人にはうってつけのビーチでした。
ビーチからホテルに帰って、ハート君のお誕生日会。
場所は、P.I.C.内のBistroというお店。一歳の誕生日を祝った店に予約を入れたのですが、急な事でケーキが用意できないとの事で、こちらに変更しました。グアムのレストランは、あまり美味しくないと思っていたのですけど、ここは、割と美味しかったな。でも、いい値段とってるから、それ考えればそこそこの味か。でも、今まで食べたグアムのレストランの中じゃ、一番まともだった。
食事の後に、店員さんがケーキをもってきてくれて、ハッピーバースデーを歌ってくれました。「How old are you ?」と聞かれて、即座に「I'm three」と指を三本出して答えるハート君に、皆さんちょっとびっくり。
ハート君は、ちょこっと英語が話せるもんだから、現地の人には結構人気者でした。日頃の英語学習の成果を目の当たりにして、感動する父でありました。
食事の後は、夜の街にでてお買い物。奥さんは、しっかりとDFSで購入物を決めた様子。ハート君は、飛行機のおもちゃの前から動かず。誕生日プレゼントとして買ってあげることに。
あ、そうそう。この日くらいから、ハート君は、歩き疲れると「ハート、グアムのおうちに帰る」と言うようになりました。ハート君、おうちじゃねえって、ホテルだって(笑)。
■7月5日
朝、少し寝坊して遅めの朝食。
ハート君にお魚を見せようと思っていたのですが、申し込みたいと思っていた潜水艦のオプションが定員一杯。次に考えていた海中展望潜水船がメンテナンスのため欠航。で、それならと、フィッシュアイマリンパークという海中展望台に。ここ、海の中に突き出た灯台のような建物なのですが、建物の中から海中が見えるというすぐれ物。ハート君、つい最近「ファインディング ニモ」のDVD見たもんですから、クマノミがいるたびに「あ!。ニモ!」と叫び、青い魚が見えるたびに「あ!。ドリー!」と叫んでおりました。いやいや、じつにかわいらしい我が子であります。
お魚を満喫した後は、奥さんの要望でショッピングモールへ立ち寄ってからホテルに。P.I.C.が家族連れに人気なのは、その充実したプール施設にあります。70種類を越えるマリンアクティビティが宿泊者にはすべてフリーで提供されるのですな。今まで、外で遊んでばかりいて、P.I.C.のプールには一度も入ってない私たちは、昼からホテルのプールへと向かいました。
で、プールなのですが、うちのハート君、あまり楽しくなかったみたいでしてね、すべり台もしないで、ただビーチマットの上で浮かんでるだけでした。でも、カヤックがあるのを見つけましてね、それを見た途端に、元気なって、あれに乗るといいます。前日に引き続き、腕がしびれるほど漕がされた父でした。
夕方からは、お買い物をしに街に。明日帰りますのでね、お土産などを買い込み。そして、奥さんのお目当てのヴィトンのバッグなどを物色し、それらは明日の朝チェックアウト前に買うことにして、大量のお土産を手にしてホテルに帰りました。
■7月6日
朝から、買い物です。うちの7月のもう一つの誕生日のために、DFSで奥さんが目をつけたバッグを購入。あとは、ホテルをチェックアウトして空港へ。
最終日のこの日だけ、朝から雨でした。
ハートに帰ることを告げると、「ハート、グアムのお家がいい」と言います。成田について、帰りのリムジンバスの中でも、ずっと、「ハート、グアムのお家がいい」「グアムのお家に帰る」と言い続けておりました。
余程、気に入ったのでしょう。こりゃ、また連れてきてあげないとと、思う父でした。
23時前に帰宅。充実した良い旅行でありました。