ちと日記の更新をさぼっていたら、9月も最後の日になってしまったね。更新をさぼっている間に、あたしはまた一つ歳をとってしまった。
後半戦がスタートした。そんなことを、誕生日に思ってね、割と、前向きな事を感じてしまった自分にちとびっくりした(笑)
さて、うちの息子さんなのだけど、基本的に健康なのだわ。お友達は割と風邪をひく子が多いのだけど、うちのハートはあまり風邪をひいたりしない。良いことか悪いことかは解らんのだけどね。
親としては、心配をしないで済むのはありがたいのだが、風邪を引けば、それなりに身体の中に抗体ができるだろうから、少しくらいは、引いた方が逆に身体が強くなるような気もするのよ。あまり引かないと、かえって引いたときにひどくなりそうな気がするのな。
最近ね、社会問題になっているのだけど、すぐに救急車を呼んだりする親が多いのだそうだよ。本来は様子を見ていればよいような症状でもすぐに救急車を呼んでしまうので、本当の急患の時に救急車が出払っていて使えないという事が実際に多発しているのだそうだ。
で、さらに救急車の出動回数と、その利用理由を見ると、決して緊急でないケースのほうに多く使われていたりするのだって。
子供が心配なのは、よく解るが、たしかにこれでは救急車の意味がなくなってしまうわな。
でね、親が救急車を呼ぶケースで特に多いのが、赤ちゃんが熱性けいれんを起こしたときなのだそうだ。熱性けいれんってのは、いわゆる「ひきつけ」ってやつでね。5才くらいまでの子供の10人に1人くらいがかかる、非常にメジャーな病気なのね。乳児書にも、よく載っていてね、風邪とかで熱が出ている時に、急にけいれんを起こすのだけど数分で収まるから冷静に子供の様子をみて、けいれんが収まってから病院に診察に行きましょう、ってな事が書かれている。
まあ、親としては、子供が急に痙攣を起こせば、びっくりして救急車を呼んじゃうのは解るのだけどね、でも、乳児書をね、よく読んでいれば、決して救急車を呼ぶほどのものではないらしい、というのも解るはずなのだけどね。こういう事で呼んじゃうから、救急車がタクシーかわりに使われて、本来の使われ方をされるケースが少ない、とかって言われちゃうんだな。
あたしなんかはね、割と乳児書を熟読して、病気になった時の対応とかを熟知しているタイプなのよ。うん。ほんと。割とね、勉強してるほうだよ、あたしは。熱性痙攣なんて子供にメジャーな病気はね、特によく読み込んで頭にたたきこんだよ、ほんと。
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呼んでしまった・・・、救急車。熱性けいれんで、ちとびっくりして、呼んでしまった・・・。
うおー、っていう大声だしたと思ったら、急に白目向いて顔が蒼白になって、身体が硬直してまったく反応示さなくなったのよ。それ見た途端にね、電話に飛びついて(文字通り飛びついていたな)、119を押していた、あたし・・・。
で、救急隊と電話で話しているときに、え、ひょっとしてこれって熱性けいれん?とかってのが頭をよぎったのだけど、でもハートの状態みるとそれどころじゃなくてね、とりあえず救急車に来てもらったりしたあたし。
で、救急車が到着したころには、案の定、痙攣がおさまっていて、救急車が走り出してしばらくしたら、いつも通りに戻っていたハート。
あ〜、やっちまったか〜、と思った時は、遅かったな。すでに、救急車はサイレンを鳴らして走っている最中だった。
最初にも言ったけど、うちの子は、良いのか悪いのか非常に健康なのな。めったに風邪ひかない子なのだけど、ちょうど今ひいてるのよ。
で、たまに風邪引くと、高熱を出してしんどそうなので、けっこう親の方がびびったりするのね。
風邪の熱っていうのは、身体が悪い菌と戦っている証だから、出たほうがいいのは解っているし、たとえ高熱がでたとしても、自律神経は自分の身体を壊すような熱を出すような命令はしない、ってのも解ってるのな。(←あたし、育児書を熟読してるタイプだから)
だから基本的には解熱剤は使わないというのが、あたしの考え方なのだけど、でも、実際体温計が40度を示すと、そうは言っても不安になるよな。
で、急にな、白目向いて、呼びかけても反応しないでしょ、そりゃ、あんた、びびるって。
過去に経験ないしな。そりゃ、あんさん、びびりまっせ、実際の話。
とは言え、ほんと、救急車を呼んでしまったことに、かなり反省をしている、私だったりする。