ハートと2人でCarsを観てきた。
私はとにかくPixarのアニメが好きだ。2番煎じ3番煎じの他のCGアニメに比べて、その品質は群を抜いて素晴らしいと思うし、物語としての完成度が高い、そして何より、どの作品にも品(ひん)があるのだ。
作品に品を出すというのは、これはちょっとやそっとで出来ることではない、そこにはPixar社の企業理念すら、感じられる。
さらに、10年以上前からのMac使いにしてみれば、AppleのCEOであるSteve JobsがPixar社のCEOでもある事もまた、Pixarを好きな、大きな理由の一つである。
ハートが初めて映画館で観た映画もPixarのFinding Nemoだった。
メリーは、今回の Carsでデビューさせようと思ったのだが、風邪を引いてしまったので自宅で奥さんと留守番となった。まあ、観たとしても訳が解らないだろうが。
来夏に公開されるPixarのRatatouilleでデビューだな。2歳になってるし。ハートもニモは2歳の時に観た映画だった。
さてCarsなのだが、実はThe Incrediblesを観た時に流れた予告編を観て、どうなんだろう、と思っていたのだ。
車を擬人化?、それは、どうなんでしょう?、と。
それは、ちょっと難しいところに行ったんじゃないのか、と。
アメリカならまだしも、日本だと厳しいんじゃないのか、と。
そう思っていたのだ、正直なところな。つか、初期に流されてたティーザーは、誰でもそう思う出来だったしな。あれ観て、ものすごく心配していたのだよ、私は。
で、今日観たのだがね。
もんのすごく面白かったです。やっぱね、違うわPixarは。
車を擬人化しても感情移入できないだろうと、そう思っていたのだが、始まって数分でそんな思いは吹き飛びました。
いゃあ、ほんとに良くできてる。
もう予定調和の世界観は、初めから解っていて、必ずハッピーエンドになる事も承知の上にもかかわらず、それでも最後にちょと感動してしまいました。
素晴らしです、Pixar。脱帽しました。
来年の夏のRatatouilleも楽しみです。
あ、Pixarのティーザーは、バージョンアップする度に内容が変わるから、バージョンごとにダウンロードして後で見比べると面白いかもよ。