テレビを観ていたら、デアゴスティーニの新しい雑誌のCMをやっていた。
あの出版社の出す本は、実にニッチな趣味の分野を突いてきて、けっこう心を動かされるのだが、本の内容が、たとえその分野の入門編だとしても、あまりにも安直すぎて、買うこと自体を少しためらったりもする。
まあ、手の出しづらい趣味の分野の敷居を下げるという意味では、あるいは趣味の裾野を広げるという意味では、ちょっとしたマニア心をくすぐる、実にすぐれた戦略であると思う。
また、刊行号数を予定刊行号数としたりしているので、収益の下がった本については、いつでも途中で打ち切ればよいのだろうし、おそらく購読者の大半を定期購読で囲い込むという手法だろうから、ニッチな分野を突いていながらも、それなりの収益を上げているのだと思う。
などと、評論家風に言いながらも、実は、私も過去にいくつかの本を購入したことがある、むちゃくちゃ、あの会社の戦略に乗せられやすいタイプなのだが(笑)。
で、本題だが、今日観たCMの本がこれ。
http://www.de-club.net/mdl/
アナハイムのディズニーランドのジオラマが作れるという内容。
ついに来たか〜、この分野に、という感じだな(笑)
デアゴスティーニは、以前にディズニーの英語システム(DWE)とコラボして、「ディズニーのマジック・イングリッシュ」という幼児向け英語教育誌を出していた。
たぶん、それ以来のディズニーものになると思う。
その時も、定期購読で全巻買ったのだが、うちはDWEもやっており、思いきり重複するような内容で、ほとんど意味がなかったことを記憶している。
今調べてみると、その時の総刊行号数は隔週で全26号。
今回の本は、週間で、総刊行数が100号の予定だという。かなり気合いが入っているように見受けられる。
2号目以下の金額が1,490円だから、2年間で、約15万円か。
ジオラマのクオリティ次第だろうな。
残念ながら、サイトの写真からは、なんとなく、チープな感じを受けてしまった。以前、このブログで紹介したジオラマップ程度の感じ。
とりあえず、本屋で見たら手に取って観てみるだろうとは思う。
ちなみに、わが家では危険を察知した奥さんが、さっそく「買っちゃ駄目」宣言を出した(笑)
置くところがないし、毎号送られてくる雑誌が大きくて、かさばるから嫌なのだと。