スーペリアルームからの風景。
起床して、サローネ・デッラミーコで朝食。
今回宿泊した部屋すべてが、ミラコスタのスペチアーレ・ルームというカテゴリの部屋。
このスペチアーレルームは、ミラコスタの最上階である5階に位置する、特典付きの部屋になる。その特典の一つが、専用ラウンジ「サローネ・デッラミーコ」が使用できること。
リゾートホテルなどによくある、エクゼクティブラウンジと同じで、ここで、チェックインやチェックアウトの手続きが出来るほか、ウェルカムドリンクやコンチネンタルブレックファスト(朝食)のサービスなどを提供している。
さほど広くはない空間であるが、ゆったりとした時間が流れていて好きになった。
朝食後は、シーに。
プレミアムツアーを申し込んでいたので、それまでアメリカンウォータフロントあたりをぶらつきチャイニーズブッフェで昼食。
アメリカンウォーターフロントでグリーティングに出ていたチップ&デールやディジー達と写真を撮る。
その後、ゴンドラにのってゆらゆら。
15時からプレミアムツアー。
ガイドのお兄さんがノリがよくて、大変楽しめた。
マジックランプシアター → アリエルのところでまったり → 海底二万マイルというコース。
通常のフォトスポット以外で、ガイドのお兄さんお勧めのフォトスポットがあり、そこで写真をとってもらう。
この日のプレミアムツアーでは、アラビアンコーストのマジックランプシアターで、一番前の席に座れるように、ガイドの方にお願いをしていた。
ガイドのお兄さん、頑張ってくれて無事、最前席へ。
さて、ここから解る人にしか解らない話しになる。
マジックランプシアターで、ショーが始まる前にアシームが鍵を見なかったかと観客に聞いて回りますね。
たまに「ここにある!」とか言って、家の鍵とか、自転車の鍵とかを差し出す人がいますが、即座にもっと大きな鍵だと言われてしまいます。
では、ショーに使用されるのと同じような鍵を作って持っていけばどうなるのか?
そう思われた事はないでしょうか。
私は、あります!(笑)
参加型イベントの好きな私は、それをためしたくて仕方ありませんでした。
鍵の形状を正確に再現するため、前回のインパークの際に、ショーそっちのけで鍵のアップのビデオを回し、 鍵の形状をとらえました。
紙などで作ると、どんなに正確な形状で作成しても「これは紙の鍵じゃん」と一蹴 される可能性がありますので、プラスチックの板をカットし、金色に塗り、さらに金色の房飾りもつけました。
完璧です。ショーで使われる鍵とかなり近いものになりました。
この労作を持ち込み、さあ、ショーの開幕です。
当然、一番前に座っていなければ仕方ありませんので、このために今回のプレミアムツアーを申し込んだのです。
ほんと、ただ、それだけのために。
そこまでするか?とお思いでしょうが、そこまでしなければ、こういう事は面白く ないのです。
アシームが聞いて回ります、「鍵見なかった?」
数人を過ぎたあたりのタイミングで、「あ!、ひょっとして、これかな?」 と言って自作の鍵を取出しました。
この後の反応を楽しむために作ったのですが、さすがディズニーは、こういう事も 想定の範囲内だったのだと思い知らされました。
アシームは臆する事なく、「あ!それだ!」と言い、私から鍵を受け取ると、ジ ニーの閉じこめられた箱を開けに行ったのです。
そして、開ける動作をして、戻ってくると、
「駄目だった、すごくよく似てるけど、違う鍵みたい。お父さん、ありがとう」 と、言われてしまいました。
さすが、ディズニー、こういう事をする奴が必ず出てくると思っていたのでしょ う。対応が出来ていました。
横にいたハートは大喜びでした(笑)
ツアー終了後、ホテルにもどり、夕食をオチェアーノで。
今日の部屋は、ヴェネツィアサイドのテラスルーム。
部屋自体は狭いのですが、大きなテラスがついていて、外に出られるようになってます。冬でなければ、ここで朝食をとることもできるのですが、今回は寒いので辞めておきました。
部屋にもどって、すぐにハートはテルメに。
この日も、終了間際まで泳いでいた息子でした。